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第二次世界大戦中の1942年にスペイン軍(フランコ政権下)で正式採用され、第二次世界大戦末期から戦後にわたって使用された「スペイン陸軍 M42スチールヘルメット(Modelo Z / Z-42)」の実物ヘルメットです。
ドイツ国防軍のM35/M40スチールヘルメット(Stahlhelm)のデザインを直接のベースとして設計・製造されており、シェル形状、サイドの通気口などドイツ軍のヘルメットと近い特徴を備えています。
多くのModeloZの特徴として、前面頂部にスペイン軍特有の真鍮製国章(ファランヘ党・フランコ軍の「鷲と束矢・ヨーキー」の紋章バッジ)を装着するための小さな固定用ブラケット(受金具)が配置されていますが、このブラケットは1943年以降のモデルに取り付けられました。従って当品は1942年製の初期型で、海外では300ドルを超えることも珍しくない大変希少性の高いモデルです。
シェル頭頂部付近に小さなエクボがあるものの、大戦期の三分割レザーライナーとレザーチンストラップが残り、オリジナルの塗装が完璧に残っている状態のものは現存数が少なくなっています。
ドイツ軍ヘルメットのカスタムベースとして人気の本ヘルメットですが、そのままスペイン軍の実物コレクションとして楽しんでいただきたい一品です。
【史実・歴史背景】
1936〜1939年のスペイン内戦において、フランコ将軍率いる国民軍(反乱軍)は、ナチス・ドイツの「コンドル軍団」から大量のM35ヘルメット(Stahlhelm 35)の供給を受けました。そのデザインの優れた防御機能と先進的なシルエットに感銘を受けたスペイン軍は、大戦中の1942年に自国での国産化を決定し、誕生したのがこの「Casco Modelo Z(Z-42)」です。
1942年から製造が開始され、第二次世界大戦中のスペイン中立期から、青師団(División Azul:東部戦線へ派兵されたスペイン人義勇部隊)の戦後帰還兵、そして1970年代に至るまでスペイン陸軍の標準ヘルメットとして長期間運用されました。ドイツ軍ヘルメットの直接の系譜を引くため、戦後、映画撮影やリメイクの現場でも数多く活用された歴史的ヘルメットです。
お客様買取品
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Sise: 59~60cm相当
Condition:Very Good
Material:スチール、アルミ、牛革
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